こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
子どもたちは、大人が驚くほどの
柔軟な想像力を持っていますよね。
想像力は「もしもの世界」を楽しむためだけではなく、
人間関係を円滑にしたり
新しいアイデアを得たりするためにも重要なスキルです。
想像力が豊かな子どもたちほど、
より自分らしい着想を得られるものです。
お子さんの想像力を引き出すメリットやコツを学び、
お子さんが自分らしい人生を歩めるようにサポートしていきましょう。
今回は、お子さんの想像力を鍛える方法をご紹介します。
子どもの想像力を鍛える5つの方法
【その1】「自由」に遊ばせる
子どもは遊ぶのが仕事といわれるほど、遊びは大切です。
子どもは遊びを通して、さまざまな力を身に付けます。
砂をご飯にしたり、動物を家族に見立てたりと、
大人から見ればおかしな遊びをしているときも、
子どもの心の中では想像力が養われています。
子どもが想像した世界を受け止め、
さりげなく広げてあげる働きかけが大切です。
【その2】「友だち」と遊ぶ
遊ぶときや何かをつくったりするときは、
協力したり共有したり、刺激し合ったりできる仲間がいると、
想像力がさらにふくらんでいきます。
友達とのおしゃべりや遊びをしながら、
相手に言われると嫌だったことは何か?
どうやってその気持ちを伝えたらいいか?
など試行錯誤することが想像力を育てていきます。
【その3】「本」を読む
読書は、親子で想像の世界に入りこむことができる楽しい時間です。
想像力を鍛えるためには、
小説を読んだり本を読み聞かせたりする習慣が大切です。
読書や読み聞かせは
お子さんの語彙力・単語力を上げるだけではありません。
現実では体験できないことを想像の中で体験させてくれます。
脳内に勝手に景色が描かれていくような、
ワクワクやときめきにあふれた作品を選んでくださいね。
【その4】子どものイメージを否定せず、一緒に楽しむ
言葉の発達は、子どもの想像力に影響します。
たとえば子どもが葉っぱなどを見て「◯◯に見えるね」と言ったら、
「そうだね」と受け止めてあげるだけでなく、
「ママ(パパ)には〇〇にも見えるなぁ」などと
自分なりのイメージも伝えてあげるとよいそうです。
子どもはそうした対話を通じて言葉を豊かにすることで、
想像の世界を広げていきます。
【その5】「無駄」も大切にする
心理学では、ぼんやりする時間にも脳はしっかりと活動し、
それがアイデアやひらめきと関係しているかもしれない、
と言われています。
大人からすれば「どうしてそんなことにこだわるのかな」
と理解できないようなことでも、
子どもの経験は一つひとつが、いまのその子にとって必要なものです。
一見、無駄に見えるようなことをしていても、
じっくり見守ってあげることが大切です。
子どものスケジュールをすべて
習い事などで埋めてしまったり、
テレビやゲーム、YouTubeに時間を奪われるばかりでは、
内面から湧き出る想像の芽に気づく余裕がなくなってしまいます。
親は子どもに、自分のペースでゆったりと過ごせる時間を
つくってあげたいですね。
まとめ
想像力豊かな発想や他者への共感力は、
大人になっても役立つ大切な能力ですね。
想像力は特別な環境でなくても、
少し意識するだけで鍛えることができる能力です。
大人からすれば他愛もないことであったり、
理解し難いこともあったりしますが、
子どもが自由のなかから生み出した創作物は、
想像力を鍛えてくれているはずです。
なかなか成果が見えにくいものですが、
子どもたちを見守りながらサポートしていきたいですね^^
みなさまのご参考になれば嬉しいです。