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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
小さいお子さんを持つ多くのご家庭にとって、
「自然体験」は子どものうちにこそ経験させたいことの一つではないでしょうか。
ですが、「なぜ自然体験をさせるべきなのか」について考えたことはありますか?
「自然体験をさせることで、子どもはどんな風に育つのか知りたい。」
と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自然体験が子どもの成長に与えるメリットをご紹介します。
自然体験とは、自然の中で行われる自然体験活動のことで、
キャンプやハイキング、登山、釣り、動植物や星の観察などがさまざまなものが挙げられます。
そもそも、子どもに自然体験をさせることで、どんな影響があるのでしょうか?
①身体能力を伸ばす
自然遊びでは、さまざまな身体の動かし方を学ぶことができます。
足場の不安定な場所を歩いたり、木登りをしたりといった経験を通して、
自分のイメージした通りに身体を動かす力を育んでいけそうですね。
近年道路の整備が進んでいることもあり、
足場の安定した場所でしか歩いたことがない子どもも増えているといいます。
小さいころに転ぶ経験が足りないと、大きくなってから転んだときにとっさに手を出せず、
顔から転んでしまうようになることも。
子どもには怪我なく過ごしてほしいというのが親心ですが、
自然の足場が不安定な場所で歩く経験は子どもの身体能力を伸ばすだけでなく、
バランス感覚を鍛えることにもつながるはずですよ。
②予測不可能なことが柔軟な思考を育てる
『外遊び中の突然の大雨』
『風が強く、凍えるように寒い日の外遊び』
自然は、人間にはどうしようもできない問題ばかりですよね。
室内にいたら、エアコンのスイッチ一つですぐに快適空間となりますが、自然の中では通用しません。
そんなときこそ「賢さ」を身につけるチャンスです。
どうすればとっさに身を守れるのか、問題解決できるのかを考え、
不測の事態を楽しみに変える方法を身につけることができれば、
人生のさまざまな場面で困難を乗り越える力になるはずです。
③「できた!」の成功体験が自己肯定感を育てる
諸外国の子どもに比べ、日本の子どもは自己肯定感が低いことで知られています。
自己肯定感を育てることは、なぜ大事なのでしょうか。
「自己肯定感とは、自分は何かを成し遂げられる存在だ(自己効力感)という気持ちや、
自分は何ものにも代えがたい大事な存在だ(自尊感情)
と信じられる気持ちのことを言います。
また、自己肯定感は、自分を大切に思う気持ち。
自分を大切だと思うからこそ、自分以外の人のことも大事に思える。
よい人間関係を築くうえで自己肯定感は欠かせません。
「うちの子、自分に自信がないみたい」と思うなら、ぜひとも自然体験へ。
自然の中には「できた!」「やり遂げた!」と思える場面が多いのです。
④自然体験することで主観的な幸福度が高まる
日常生活の中で、私たちの脳は知らず知らずのうちに緊張を強いられています。
けれど自然の中では脳の緊張がほぐれ、
理屈よりも五感が優位になって幸せを感じる気持ちが高まるそうです。
健やかで前向きな心を育てるために、日常生活のストレスを忘れ、
心の安らぎを感じることは大切ですよね^^
自然遊びというとハードルが高く感じられるかもしれませんが、
特別な場所に行く必要はなく、近くの公園などでも多くの自然遊びを楽しめます。
公園の遊具で遊ぶことが多い場合は、たまには遊具以外のものに目を向けさせてもいいでしょう。
「木の葉っぱの色が変わっているね」
「アリさんが歩いているよ」
などといった小さな発見を、子どもにたくさん体験させてあげたいですね。