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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
子どもが小学校に入学してしばらくたっても友達ができない場合
「休み時間に教室でひとりぼっちになっていないかな」
「寂しい思いをしていないかな」
と親としては気になりますよね。
子どもはひとりひとり性格も環境も違うので、
「こうすれば確実に友達ができる」といった方法は、残念ながらありません。
とはいえ、友達は意識的に作るものではなく、
いつの間にかできているのが自然なかたちですし、
多くの子は、親の心配をよそに遅かれ早かれ仲の良い友達ができて一緒に遊ぶようになっていきます。
今回は、「子どもに友達ができるかな。どうすれば友達と楽しく過ごせるの?」
といった心配を持つパママに向けて、親ができることについてご紹介します。
①子どもの話を聞く
親はついつい子どもの話を聞かずに答えを出してしまいがちです。
ママ「今日はどうだった?」
子供「あのね、〇〇くんがね……」
ママ「でもそれはさぁ」
子供「……」
という流れになると、子どもは自分の思いを言えなくなってしまいます。
親ができることは、
「うんうん」と子どもが満足するまで話を聞くことです。
「ちゃんと聞いてもらえる」と子どもが感じれば、自己肯定感を育てることにもつながります。
➁好きなことを大切にする
子どもが好きなことを通して、学校で同じ趣味を持った友達と仲良くなれることがあります。
好きなスポーツやアニメなどが共通の話題になって、友達ができる場合です。
それまでは仲良くなかったのに、体育の授業でやったサッカーがきっかけで、
公園で一緒に遊ぶようになっている場面もありました。
好きなことは友達作りにもつながることがあるので、家庭でも大切にしてあげたいですね。
③1人で過ごすことも個性と認める
子どもが学校の休み時間などに1人で過ごすことが多い場合、
親は「友達がいないのかな?」と心配になりますよね。
現在小学6年生の我が子はまさにこのタイプでした。
休み時間にみんなが外に遊びに行っている時、いつも教室で一人で読書をしている。
放課後に電話がかかってきて先生から注意を受けたこともありました。
親としては、毎日心配で仕方ありませんでしたが、子ども自身はあまり気にしていない様子。
幼少期から、大勢の輪の中に進んで入っていくタイプではありませんでした。
否定してはいけない!不安を見せてはいけない!!
と自分に言い聞かせながら
「学校で何の本読んでるの?ママも読みたいな」
「周りに流されずに熱中できることがあるって〇〇のすごいところだね!」
と敢えて褒めたり認めたりすることに徹しました。
(4年生頃からは休み時間に追いかけっこをすることを一番の楽しみに登校し、
長期休み中にはクラスの友達たちと大勢で公園で追いかけっこをしています)
友達がいても、1人で過ごすのが好きな子どももいます。
いつか自分から友達と関わりたくなるきっかけができる日が来るかもしれません。
ぜひお子さんの個性を尊重する関わりを心がけてください。
本人が困っていないなら、「友達をたくさん作ってほしいな」ではなく、
「1人で遊ぶのもいいね」と肯定的な言葉をかけましょう。
親に自分の行動を認めてもらう経験は、友達を作ることにもつながります。
まとめ
低学年の子どもはまだ幼く、友達関係でも、
自分で友達を選ぶというよりも近くにいる子と一緒に行動していることが多いようです。
友達ができたり友達とけんかしたり、友達がいなくて寂しいと感じたり、
友達がわずわらしいと感じたり…、そんないろんな気持ちを経験することで、心は成長していきます。
必ずしもいい気持ちだけでなく、マイナスの気持ちもいっぱい経験することが必要です。
友達がなかなかできなくても、過度に気にするのではなく、
それも子どもの個性の1つとして受け入れられると良いですね。
親のおおらかな姿勢が子どもに伝わって、子どもは安心してのびのびと成長していきます。
家庭では、友達がいないことを心配しすぎず、小学校生活を温かくサポートしていきましょう。