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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
子どもといると、良かれと思って口出しし過ぎてしまうことがありませんか?
子どもの自主性を尊重して「見守る」ことが大事だと言われていますが、なかなか難しいですよね。
勉強しなさい!あれやったの?これやったの?
つい先回りをして子どもを追い立ててしまう…
なんて経験のあるパパママも多いかもしれません。
ガンダムのプラモデル作りが趣味な我が子も、
朝起きればガンプラ、帰宅すれば手も洗わずガンプラ、寝不足なのにガンプラ・・・
「学校の準備は?」「やることやったの?」
「何時から勉強するの?」
とついつい急かすようなことばかり言ってしまいます・・・。
「勉強してくれていれば安心」
「やるべきことに優先順位があるのではないか」
子供の意思を後回しにして親としてはあれもこれもと言いたくなってしまいますが、
そこで大人が口を出し過ぎると、子どもの中でいろいろなことが熟す時間が削がれてしまいます。
「子どもは教えられたことだけを学んでいく」と考えがちですが、
子どもには「自ら育とうとする力」があります。
遊びを通して、興味を広げたり、探求心を育てたりしながら自分を豊かにしていきます。
本日は、子どもの幸せを願うための行動が、
知らず知らずのうちに、親自身や子どもを苦しめてしまうということのないように
「見守る子育て」をするために大切なことをお伝えします。
「見守る」子育てをするために大切なこと
①メリハリをつけて、待つ
子どもができるまで「待つ」というのは、とても忍耐が必要です。
家事やお仕事などパパやママにもやらなくてはいけないことがたくさん。
習い事や勉強等子どもにも、他にやってもらいたいことがたくさんあります。
待っていたら1日が回らないこともありますよね。
ですが、親が待つことで、子どもは「自分でやりきった」という達成感を得られ、
それが自信となり、次のやる気へとつながっていきます。
例えば、忙しい時は「今日はどうしてもやらせてあげられない」と説明してやめてもらう。
時間があるときは子どもに任せて満足いくまでとことん待つ。
このようにメリハリをつけるのはいかがでしょうか。
たまにやめさせてしまうことで、その子の成長が止まることはありません。
ただ待てばいいということではなく、今の能力で対処できない壁に子どもが突き当たったときは、助けることも必要です。
しっかり見守りながら、必要な場面ではサポートしましょう。
② 夢中になっていることを取り上げない
「おもしろい!」と思って何かに夢中になる、はまってそればかりやりたがる。
こんな時、子どもは感情、記憶、想像力、創意工夫といった脳のもつ力を総動員して取り組んでいます。
ブロック遊びでも怪獣でも、読書でも、子どもが夢中になってやっていることがあったら、
できる限りとことんやらせてください。
親の好き嫌いや勝手な都合で、途中で取り上げたり、やめさせたりしないことです。
どうしてもやめさせなければいけない時は、
「何やっているの!」などと頭ごなしに否定するのではなく、
きちんと説明するようにしましょう^^
③子どもの得意分野について本気で質問する
子どもが夢中になっていることについて本気で質問してみたことはありますか?
私は、ガンダムについて【宇宙での何かを巡ってのロボットの戦い】ということしか知りませんでした。
ある時、ガンプラばかりしている息子にいつも苦言ばかり言ってしまっていたことを反省し、
ガンダムについて勉強してみました。
すると、そこには深い人間ドラマがあることが分かり、息子は図に書いてまで説明してくれました(笑)
「これって今の世界の問題そのものでウクライナとロシアの問題も同じだと思うんだよね」と熱弁。
「何に対して面白さを感じているのか」を知ることができました。
たとえば、1日10分、何も考えずに、ただ子どもと向き合う。
その10分は、勉強のことも家事のことも考えず、スマホもいじらず、だた楽しいことを共有する。
この濃密な時間で、子どもは「忙しいママが自分の好きなことに興味をもってくれた!」と感じてくれるものです^^
いかがでしたか?
つい口出ししてしまいたい気持ちをこらえて
ハラハラしながら見守り、ドキドキしながら見守り、ソワソワしながら見守る……。
とても大変なことですよね。
「言われたことをしっかりやる子」は、親にとっては「都合のいい子」に映ることもありますが、
するべきことを疎かにしてまで夢中になっている子どもに怒る前に、
まずは「なぜ夢中になっているのか。何を好きに思っているのか」と冷静に観察してみてください。
何か発見があるかもしれません。
そしてそれが、結果的にはその子の自信になって他の分野へのチャレンジにつながったり、
その好きなこと・得意なことをやり続ける中で得た経験が、他の分野への応用にも生きてきたりするかもしれません。