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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
【母親神話】という言葉を聞いたことがありますか?
母親は自分のことはさておき、子どもに尽くすことが母親の愛(母性愛)であり、
女性にはそんな「母性本能」が備わっているという言説。
母親が育児をするのが自然であり、当然であり、最善である…
という考えが、日本の社会では広く一般的に信じられています。
毎日手料理を作ったり
家の掃除をしたり
ママは子どものために一生懸命がんばっていますよね。
ひとりの人間を育てていくということ、自分以外の人間の面倒を責任をもって見続けなくてはいけないということ。
そのプレッシャーを前に、どんなママだって、苦労し、奮闘しているのかもしれません。
ですが、核家族化が進み、支援してくれる人が少ない中で、
あれもこれも「やらないと!」と
いつも全力でがんばっていると、疲れてしまう日もあります。
もちろん、子どもを思う気持ちは大切ですが、がんばりすぎていると感じるなら、
もう少し適当に子育てをしてもいいかもしれません^^
今回は、がんばらない子育てのコツやメリットを紹介します。
ちょっと疲れているママは、ぜひチェックしてみてください。
1.子どもが親のプレッシャーを感じなくなる
パパママががんばらないことが子供に良い影響を与えるとしたら、
「がんばらないこと」をがんばってみよう!と思えませんか?
親ががんばりすぎると、子どもがプレッシャーを感じてしまう場合があります。
子どものためを思ってたくさんの塾や習い事に通わせたり、家で毎日勉強を教えたり・・・。
子どもは「がんばって期待に応えないと…」と重荷に感じることもあるでしょう。
成長を促したいと思うのは親として当然ですが、
子どもがやる気を失ってしまっては意味がありません。
「今すぐできなくても、まあいいか」
「そのうちできるようになるだろう」
などと少し適当に考えておくくらいのほうが、子どもは自然と成長してくれるものです。
2.親のやりたいことを我慢しない
「子ども達が寝てからしよう」と思っていることはありませんか?
やりたいことを我慢してがんばっていると、
眉間に皺が寄っている怖い顔になっているかもしれません
・好きな映画を見る
・ソファーにゆっくり座って、読書する
子どもに悪いかなと我慢していても、子どもは意外と「いいよ」とやらせてくれたり、
隣に座って一緒に楽しんでくれるもしれません。
パパママの気持ちに余裕ができることで、子ども達にも自然と余裕ができます。
たまには自分を優先してみてください^^
3.子供の力を信頼して、レールを敷きすぎない
子どもが忘れ物をしていないかハラハラしたり、
お弁当箱を出さなくてイライラしたり。
もちろん、親子の関わりが重要な問題もありますが、
子どもの問題にパパママが頑張りすぎる必要はありません。
【転ばぬ先の杖】ということわざはありますが、子どもは転んで覚えたほうが成長します。
全てのことに親が全力になるのではなく、
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
近くで見守りつつ、自分がしたことの責任は自分で負わせるようにしましょう。
・忘れ物をしたら自分の責任
・朝寝坊をしたら自分の責任
関わりすぎないことは、子どもの自立心や考える力が育つことにもつながります。
いかがでしたか?
子どもは母親が【ほどよい母親】でいることによって、自分自身の力でよく育っていくと言われています。
「良いお母さんでいなければ」と完璧主義で「よい母」を目指してしまうと、
子どもはそのお母さんのこだわりに影響され、「ボク、ワタシも完璧な良い子でいなきゃ!」と思い込んでしまいます。
子どもが人生を楽しく、自分らしく生きていくためには、まずお母さんが「ほどよい母」になり、自分自身が気持ちを楽にすること。
そして、日々をほどよく楽しみながら生きる姿を子どもに見せることです。
そのためにも、完璧主義ではなく、世の中をグルッと見渡せるくらい余裕がある、少し肩の力を抜いた考え方をしたいですね^^
子育てがもっと楽しいものになり、みんなが笑顔で過ごせるようになれば嬉しいです。