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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
暑くなってくると心配なことのひとつが食中毒。
子どもにお弁当を持たせるのはちょっと心配というママも多いのではないでしょうか。
食中毒には年間を通して気を付ける必要がありますが、
特に気温・湿度ともに高いこれからの時期は、その危険性が高くなるため注意が必要です。
本日は、子どもにお弁当を作るママパパさんに向けて、
意外と知られていない、お弁当作りにおいてやってはいけないことを紹介します。
実は、普段当たり前のようにやっていたことが食中毒の原因になっているかもしれません。
①減塩や甘い梅干しを使う
昔から、お弁当に梅干しを入れると、
梅干しの殺菌効果で腐りにくいと聞きますが、
かつての梅干しは酸っぱさと同時に、かなり塩辛く味付けされていました。
減塩やはちみつ梅干しなどの甘い梅干しは塩分濃度が昔の梅干しの半分程になっているので、
その分、殺菌効果も半減。
お弁当やおにぎりに入れるなら、梅と赤しそと塩だけで漬けた
昔ながらのすっぱくてしょっぱい梅干しが一番いいそうです。
また、梅干しの殺菌効果が得られるのは、「塩分が触れている部分だけ」です。
そのため、梅干しを細かく刻んだり、たたいたりしてご飯にまんべんなく混ぜて、
梅干しパワーが弁当やおにぎり全体に及ぶようにしましょう^^
②チャーハン・炊き込みご飯などの混ぜご飯を入れる
チャーハンやオムライスは火を通して作るのでお弁当にぴったりだと思われがちですが、
実は避けた方が良いメニューです。
これらのメニューにはさまざまな食材が混ざっており、
時間の経過によって水分量が増えて雑菌の繁殖につながります。
白いご飯だと少し見た目が寂しい……と感じる人もいるかもしれませんが、
その場合はふりかけなどといった乾き物を混ぜてみましょう。
③でんぷん質が多い食材を使ったおかずを入れる
コロッケ・ポテトサラダは弁当の定番メニューですよね。
特にコロッケは揚げ物なので、食中毒対策メニューとして良いのでは?と思われがちです。
ですが、じゃがいもや里芋などの芋類は、でんぷんが多く傷みやすいので要注意です。
④レタスで仕切りをする
彩りのためにレタスなどのフリル野菜でご飯とおかずを仕切り代わりとしてつかっている方も多いですよね!
ですが、夏場は絶対にやってはいけません。
お弁当を素敵に彩ってくれる救世主ですが、
良く洗っても食中毒菌が残っている可能性があります。
また、他のおかずに触れることで水分が引き出されることも。
お弁当に水分は大敵です。
野菜は加熱する、おかずカップを使って仕切る、など気温の高くなる夏場は特に注意が必要です。
⑤作り置きのおかずをそのまま入れる
前日の作り置きおかずなどをお弁当に詰める場合、そのまま詰めるのはNGです。
前日から朝までの間に増えたかもしれない菌を「やっつける」ために、
お弁当に詰める前に十分に再加熱して、冷ましてから詰めるようにしましょう。
⑥おかずにソースやケチャップをかけて詰める
お弁当箱に詰めたおかずに、ソースやケチャップをかけてからふたをしていませんか?
じつはこれもNGです。
調味料には水分が多いので、その水分によって細菌が増える可能性があるからです。
細菌を「増やさない」ために、調味料は別の容器に入れて持ち運び、食べる直前にかけるようにしましょう。
いかがでしたか?
中には「普段意外とやってしまいがちだな…」ということもあったのではないでしょうか?
我が子も毎日お弁当なのですが、梅干しは「はちみつ漬けの甘いもの」を使ってしまっていました・・・。
今一度、普段何気なくやってしまっていないか見直して、おいしくて安全なお弁当を作ってください^^
みなさまのご参考になれば嬉しいです。