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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
忙しい日々の中、子どもがお手伝いをしてくれたら助かると思う一方で、
「親がやったほうが早く終わるけれど、やっぱりさせたほうがいい?」
「勉強や部活に忙しく『お手伝いをしてもらう時間なんてない』」
と感じるパパママは多いかもしれません。
ですが、お手伝いには子どもに家事スキルが身についたり、
生き方にもプラスの影響があったりするなど、メリットがいっぱいです。
なかなか即戦力とは行きませんが、お手伝いの種を植えることで、
大きくなるにつれて頼もしい存在になってくれますよ^^
本日は、お手伝い習慣を身につけることで、どんな効果が得られるかについてご紹介します。
①生活の基本が学べる
生活スキルの多くは実際に体験しないと身につきません。
子どもにとって、家事のお手伝いはとても大切な社会勉強です。
雑巾をしぼる、洗濯物をたたむなど、お手伝いを通して身に付くことはたくさんあります。
大人になって自立したときに、
「家のことが一切できない……」
なんてことになれば、今の時代、男性でも女性でも生活が成り立ちませんよね。
早いうちに、親からお手伝いを教えてもらうことで、生活の基本を学べます。
大人になったときに子どもが困ることのないように、お手伝いをさせてあげましょう。
②自己肯定感が高まる
子どもはだれでも「役に立ちたい」という気持ちを持っています。
・ママからお願いされたお手伝いができた
・自分が作った料理を「美味しい!」と言ってもらえた。
どんな些細なお手伝いでも、ママやパパから「お願いね」と任されることで、
「自分は家族から頼られている」
「必要とされている」
と感じ、期待に応えたいという責任感が芽生えます。
また、お手伝いを達成して「ありがとう」と家族から感謝される経験を積むことで、
自分は大切にされていると自信を持ち、自己肯定感を高めることにつながります。
お手伝いは、子どもが「人の役に立てたんだ!」と感じられる、とてもシンプルな方法です。
是非お手伝いを通して、お子様のやる気や自信を育んであげて下さいね。
③段取り力が身につく
段取り力とは、ただやみくもに頑張るのではなく、
「ゴール」を定め、そこに到達するための具体的なステップを考える力のことです。
ゴールを見据えて、いつまでに何をするのかを考えて準備することは、
・「ものごとをトラブルなくスムーズに進めることができる」
・「無駄な時間なく、効率的に仕事を進めることができる」
などのメリットがあり、将来社会に出てからも必要な力です。
お手伝いは様々な動作が組み合わさって成り立っています。
たとえば、食器洗いなら、
最初に洗う食器を選ぶ→汚れをスポンジでこする→水で流す→布巾でふく。
どんな順番で、何から洗い始めたほうがいいのか。
考えながら作業することで、自然と段取り力が養われれます。
何度もやっているうちに、効率を考えて段取り良くできるようになります。
④親子間のコミュニケーションにつながる
子供に手伝ってもらいながら一緒に作業すると、自然と話す機会も増えるでしょう。
「子供がテレビを見ている間に、大人がやった方が早い」
というのが親の本音ではありますが、
子どもが大きくなるにつれて、「一緒に何かをする機会」はどんどん減ってきてしまいます。
洗濯物畳みなどを手伝ってもらいながら、「今日あったこと」などを聞いてみたり、
遊びの代わりにお手伝いという手段を使って親子の時間を楽しみましょう。
いかがでしたか?
お手伝いで作業をしているお子さまを見ていると、
「そのやり方じゃなくてこうやればいいのに」
「こうすればもっと早くできるのに」
などアドバイスをしたくなるかもしれません。
ただ、よかれと思っての助言でも、子供からすれば「自分を否定された」と思う可能性もあり、
お手伝い自体に悪い印象を持ってしまいます。
「楽しい」「ママの役に立った」「嬉しい」という気持ちから、
更なる意欲に繋げることが最も効果的で、長続きさせていくコツです。
メリットがいっぱいの子供のお手伝い、是非親子で取り組んでみてください。