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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
10月も半ばに入り、ようやく秋らしい気温になってきました。
夜間は特に涼しくなり、日中の暑さも和らいできたので、とても過ごしやすい季節になりつつありますね。
秋は収穫の季節なので、新鮮で美味しい食材が豊富に手に入る季節でもあります。
そんな秋は、四季の中でも食欲が湧く季節としても一般的に認識されていて「食欲の秋」という言葉もあるくらいです。
今回は「食欲の秋」の由来や旬の食材についてご紹介します。
食欲の秋の由来
食欲の秋は、暦上は「立秋から立冬まで」、天文学的には「秋分から冬至まで」を指します。
しかし、8月や9月はまだ暑さが残るため、一般的には10月〜11月頃が食欲の秋といわれています。
「食欲の秋」と呼ばれる理由には諸説ありますが、
ひとつには、旬のおいしい食べ物(果物や穀物など)を食べる機会が増えるから、という説があります。
また、科学的な根拠でいうと、次のような理由が考えられます。
日照時間が短くなる
秋は日照時間が急激に短くなりますよね。
夜18時を過ぎると、もう暗くなり始めます。
日光に当たる時間が減ると、精神を安定させてくれるホルモン「セロトニン」の分泌量が減るとされています。
このセロトニンを増やそうと、食欲を増進させることで精神のバランスを保とうとしているから、
無性に食欲が増え、「食欲の秋」と言われるのではないかとされています。
夏バテのマイナスを取り戻そうとする
夏は、夏バテによってそもそも食欲が減退しがちです。
秋になって気温が下がると、失っていた食欲が戻り食欲が増したように感じることがあります。
夏は高温や強い日差しによって身体がダメージを受けているので、
ダメージを回復しようとして食欲が増すのは自然なことと言えます。
気温が下がり基礎代謝が上がる
秋が深まってくると、「半袖で過ごすのは寒い」と感じる日がある程、外の気温が下がってきます。
人は寒い環境にいると、体が「これ以上体温を下げてはいけない」と判断し
、脂肪を燃焼してどうにか体温を保持しようとします。
その結果、秋は夏よりもエネルギー消費が増え、体の基礎代謝が上がります。
基礎代謝の上昇により失ったエネルギーを取り戻すためには、食事を摂ってエネルギー補給をする必要が出てきます。
このように、秋は体が失ったエネルギーを補うために積極的に栄養を摂ろうとすることから、
食欲が増してしまうといわれています。
旬の味覚
秋は果物、野菜、穀物など、1年の中でも最も旬の食材が充実しています。
パパママが旬の食材について詳しく知っていれば、子どもたちに伝えられますね^^
ぜひ参考にしてみてください。
野菜 | かぼちゃ、さつまいも、れんこん、白菜 |
果物 | リンゴ、ぶどう、柿、イチジク |
海鮮 | サンマ、カツオ、いくら、あさり |
きのこ類 | しいたけ、松茸、しめじ |
旬の味覚は旨味が豊富に蓄えられているため、通常時よりもおいしいのが特徴です。
食欲の秋について理解を深めてもらう意味でも、子どもたちと一緒に旬の味覚を味わいましょう!
秋は日本人の主食、お米も収穫期です。
子どもたちには、毎日食べているお米にもおいしい旬の時期があることを伝えていきたいですね。
また、食べるだけでなく子どもと一緒にフルーツ狩りをしたり、
農園で芋掘りをしたりして楽しむのも良いかもしれませんね。
子供用ごはんに季節感をプラス
季節の変化を楽しむことは、保育園や幼稚園、小学校などでも重要視されていますよね。
季節の変化は、子供用ごはんに季節感をプラスすることで手軽に取り入れることができます。
大きなイベントがなくても、旬の食材やおいしいごはんを食べることでエピソードが生まれ、
「去年の今頃はああだったこうだったのに大きくなったな」などと、
子供の成長も感じられる機会や思い出がより多く鮮明になったりします。
おやつにもピッタリ。
我が子も大好きな秋のおすすめレシピもご紹介します。
りんごとさつまいもの甘煮
材料(3~4人分)
・さつまいも1本(約200g)
・りんご1個
☆砂糖大3
☆はちみつ大1
☆レモン汁大1
☆水
作り方
1:さつまいもはよく洗い、両端を切り落としたら、輪切りにします。3分ほど水にさらし、軽く水気を切ります。
りんごは皮をむき、くし切りにし、さらに4~5等分に切ります。
2:鍋にさつまいもを並べたら、りんご、☆を入れ、落としぶたをして火にかけます。
3:煮立ったら弱火にし、30分ほど煮て、完成。
甘いさつまいもとりんごの酸味が後を引き、どんどん食べたくなっちゃいます!
子どもも大人も楽しめるレシピです。みなさんも、ぜひ作ってみてくださいね^^
いかがでしたか?
秋はさまざまなことに打ち込める絶好の季節! ですね。
普段から旬のものなどを知っておくことで、国語や理科などの学習面で生きてくることも。
「これ知ってる!」の思いから、授業がもっと楽しくなるかもしれません。
「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」。
それぞれの由来について知り、子どもと一緒に秋の味覚を楽しんだり、フルーツ狩りや芋掘りを体験したり、
絵本を読んだり、自然の中でアスレチックを楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。
日常の小さな変化をお子さまと共有することから始めてみましょう。