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こんにちは！

Oliver Kids のコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

子どもが元気に成長するためには、勉強やスポーツだけでなく、

もっと大切な『生きる力』を育むことが必要だと感じませんか？

この「生きる力」とは、困難を乗り越える力や、柔軟な思考を持ち続ける力を指します。

では、親として、どんなふうにその力を育んであげることができるのでしょうか？

今回は、そのヒントとなるいくつかのコツをお伝えしたいと思います。

1.「できる！」という自信を育てよう

子どもが自信を持っていると、どんなことにも挑戦できるようになりますよね。

そのためには、小さな成功体験をたくさん積ませてあげることが大切です。

例えば、子どもが初めて自分で料理を作ったとき、

最初はうまくいかず、少し焦ったりするかもしれませんが、

そのときに「大丈夫、次はもっと上手くできるよ！」と励ましてあげることが大切です。

成功したときには、「すごいね！」「よく頑張ったね！」と心から褒めることで、

子どもは自信を持ち、次に挑戦する勇気を得られるようになります。

また、失敗してしまった時には、「次はどうしようか？」と一緒に考えてあげると、

子どもは失敗を恐れることなく、経験から学べるようになります。

このように、成功も失敗も貴重な経験として受け入れ、

前向きに次へと進んでいける力を育てることが、

「生きる力」を育む大切なポイントです。

2. 失敗の経験を積む

子どもが問題にぶつかった時、親としてすぐに答えを教えたくなりますよね。

ですが、ここは少し待ってみましょう。

問題をどう解決するかを考える経験こそが、大切です。

13歳の息子は片付けが苦手で、

いつも部屋には教科書やプリント、洗濯物が散乱していました。

何度も「片付けよう」と声をかけてきたのですが、あまり響いていないようで、

ついには私も注意するのをやめてみることにしました。

すると、ある日、息子が塾の大事なプリントを見つけられずに焦り始めました。

自分であちこち探した結果、見つからず、

困った結果、塾の先生に自分で謝罪していました。

ようやく「片付けていれば、なくならなかったかも…」と気づいた様子。

自分から片付けを始め、部屋が整うことで必要なものが見つけやすくなることを実感したようです。

この経験から、息子は「片付けることで自分が助かる」という実感を持つことができたようで、

それ以来、少しずつではありますが、

私の注意を聞いたり、自分で片付けようとする場面を見るようになりました。

自分の行動が何かに繋がると実感したとき、

子どもは自然と行動を変えていくのだと気づかされました。

3.「もし、こうしたらどうなるかな？」と考えよう

柔軟に考える力も「生きる力」の大事な一部です。

いつもと違う方法で物事を考えると、新しい発見があることを教えてあげましょう。

たとえば、お子さんが友達との約束をすっかり忘れてしまい、

困っている場面があったとします。

よくあるシーンですが、子どもは

「どうしよう」

「ちゃんと謝るべきかな？」

と迷ってしまうことも多いものです。

このとき、すぐに「こうしなさい」と指示するのではなく、

「もし自分が友達の立場だったら、何と言ってほしい？」と、

考えさせることができます。

子どもは自分で考えるうちに、

「ちゃんと謝って、また今度誘おうって言ったらいいかも」

といったアイデアを思いつくことも。

実際にそうすることで、友達も理解してくれて、

さらに信頼関係が深まるきっかけになることもあるでしょう。

このように「もし、こうしたらどうなるかな？」と問いかけることで、

子どもに新しい視点を与え、自分で考えを広げていく力を育むことができます。

問題が起こったときに少し寄り添いながら、

子ども自身が解決策を見つけられるよう促していきたいですね

4.自分の感情を落ち着ける方法を知る

どんなに元気な子でも、時には怒ったり、悲しくなったりすることがありますよね。

息子もよく感情が高ぶる時があります。

例えば、学校でうまくいかなかった日などは、イライラしたり、落ち込んだりして、

気持ちをうまくコントロールできないことがあります。

そんな時に大切なのは、自分の感情を落ち着ける方法を知ることです。

例えば、先日、息子が生徒会選挙で思うような結果が出なかったとき、

すごく落ち込んでいました。

その日は、家に帰るとすぐに一人で静かな場所に行き、

少し時間をおいてから友人とLINEで話していました。

自分の気持ちを整理するうちに、徐々に回復していったようです。

感情をコントロールするためには、

「一人の時間を持つ」「信頼できる友人と話す」、「絵を描く」「散歩をする」

など、さまざまな方法があります。

自分の感情を落ち着ける方法を知ることは、大切な「生きる力」のひとつです。

5.自分らしくいることを大切にしよう

そして何より、子どもには「自分らしくいること」の大切さを伝えたいですね。

好きなことをして、楽しいことを見つけて、

自分がどう生きたいのかを考える力を育てることが、

最終的には「生きる力」を育むことに繋がります。

自分らしくいることを大切にすることは、無理なく自分の価値観を見つけ、

自信を持つために欠かせない要素です。

親としては、子どもが自分らしくいられるように見守り、

サポートしてあげることが最も大切な役割だと思います。

終わりに

「生きる力」を育むには、毎日の小さな積み重ねが大切です。

失敗しても、「次に生かせばいいよ！」と前向きに伝え、

子どもが自信を持てるようにサポートしてあげましょう。

親としてできることは、子どもが「自分らしく生きる力」を育てるために、

寄り添いながら見守ることです。

子どもがどんどん成長していく過程で、

親としても一緒に学び、成長できる素敵な時間を大切にしていきたいですね。