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こんにちは!
Oliver Kids のコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
子どもにとって、親は何よりも身近なロールモデルです。
私たちの言葉や行動が、子どもの成長に影響を与えることに繋がります。
でも、親だって人間。毎日忙しく、疲れが溜まる中で、ポジティブでいることって本当に難しいことですよね。
本日は、ポジティブなロールモデルでいるためにできる工夫や、無理せず心地よく過ごすためのアイデアをご紹介します。
ポジティブなロールモデルとして振る舞うのが難しい理由
①疲れやストレスが溜まっているとき
育児や家事、仕事に追われていると、どうしても心身の疲れが溜まりますよね。
そんなとき、ポジティブに振る舞おうとすると、逆に疲れてしまうことがあります。
大切なのは、無理にポジティブであろうとするのではなく、自分に優しくすることです。
疲れた日は、少し休んで心をリセットすることが、実は一番のポジティブに繋がるかもしれません。
みなさんは、どんな方法で心をリセットしますか?
私は、疲れた日は子どもと一緒に好きな映画を見ながらテイクアウトの食事をすることもあります^^
ポップコーンも食べたりしながら。
お気に入りの音楽をかけてリラックスしたり、読書に没頭するのも心をリフレッシュする方法の一つです。
自分に合ったリセット法を見つけることが、毎日の生活を乗り越えるための力になりますよね。
②感情をコントロールしきれないとき
子どもが言うことを聞かない時や、思うようにいかない時、ついイライラしてしまうこともありますよね。
その気持ちを無理に押し込めると、かえって不自然になってしまいます。
親だって感情はあるものです。
大切なのは、その感情を素直に認めて、落ち着いてから言葉にすること。
そうすることで、子どもにも感情を正直に表現することの大切さを教えることができます。
ポジティブなロールモデルでいられるための工夫
①自分を責めない
ポジティブなロールモデルでいなきゃ、と思うあまり、自分に厳しくなり過ぎてしまうことがあります。
ですが、親も完璧ではなくて大丈夫です。
ポジティブでない自分を責めることが、逆にストレスになってしまいます。
大事なのは、どんな自分も認めて、優しく接してあげることです。
ポジティブな振る舞いができなかった日も、疲れた自分を大切にすることで、
次の日にまた前向きな気持ちを持てるようになります。
子どもの寝顔を見ながら「ごめんね」と言った経験、ありませんか?
私は何度もあります。
あまりにもイライラしてしまって、つい強く言ってしまった日や、
心の中で「もっと優しくできたはず」と反省することも。
寝顔を見ながら「今日は疲れちゃったけど、ごめんね」とつぶやいて、
自分を許してあげることで、次の日はまた笑顔で接することができたりします。
完璧でなくても、それが親としての成長だと思います。
自分に優しくすることで、また一歩前に進めるんですよね。
②毎日の小さな幸せに気づく
ポジティブでいなきゃというプレッシャーを感じすぎると、逆にしんどくなります。
ですが、実は日常には小さなポジティブがたくさんあります。
例えば、「今日はみんなで笑顔で食卓を囲めた」「子どもが新しいことに挑戦して上手にできた」など、
些細なことでも幸せを感じる瞬間があります。
そんな小さなポジティブを見逃さず、大切にすることで自然と前向きな気持ちが湧いてきます。
実際、私もある日すごく忙しくて、慌ただしく晩御飯を食べようとしてふと息子を見ると、
彼が丁寧に手を合わせて「いただきます」と言っていたんです。
あんなにバタバタしていたのに、その瞬間、心が温かくなって、穏やかな気持ちになりました。
小さなことでも、心にポジティブをもたらす瞬間があるんですよね。
忙しい日常でも、その瞬間に気づいて大切にすることで、
少しずつ前向きな気持ちが積み重なっていきます。
③子どもと感情を共有する
ポジティブでいなきゃ!と気負いすぎるあまり、つい自分の感情を押し込めたり、
子どもにも無理に笑顔で元気を求めてしまうことってありませんか?
でも実は、ポジティブなロールモデルというのは、感情を素直に表現することも大切なんです。
先日、息子がとてもイライラして帰ってきたことがありました。
玄関の扉を開けると「ただいま」も言わずに、怒った息子・・・。
その日は、普段の帰り道で別の学校の子どもたちがうるさくて、それがとても気に障ったようです。
普段なら、「どうしたの?」「ただいまは?」と聞いてしまいがちですが、
その日はまずは息子の感情を受け入れてみました。
「色々あるよね」とだけ伝えました。
すると、息子はその後、「そうなんだよ・・・」と自分の気持ちを吐き出し始めました。
私はその時、息子が自分の感情をちゃんと表現できていることがとても嬉しかったんです。
無理に「元気でいなきゃ」とか「ただいま!」と言わず、
イライラを感じることに対して素直に向き合っている姿を見て、私も安心しました。
子どもが感情を抑え込まずに表現できることは、本当に大切ですし、
親も時にはそのような姿を見せてもいいのかなと思った出来事でした。
これからも無理に元気に「ただいま!」を言わせるのではなく、
素直に感情を表現できる環境を作っていきたいと思っています。
まとめ
ポジティブなロールモデルでいることは、理想的な姿を追い求めることではありません。
いつも笑顔で元気を保つことだけではなく、感情を素直に表現することが大切だと気づきました。
これからも、無理にポジティブでいようとせず、感情を大切にし、
子どもにもその大切さを伝えていきたいと思います。
感情を抑え込まず、素直に表現できる環境が、親子の絆を深め、より豊かな成長を促すと信じています。
このコラムを通じて、皆さんが少しでも心が軽くなる瞬間があれば嬉しいです。