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こんにちは!
Oliver Kids のコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
子どもが成長するにつれ、「最近なんだか距離を感じる…」と寂しさを覚えることはありませんか?
小さい頃は「ママ見て!」「パパ一緒に遊ぼう!」と甘えてきたのに、
気づけば自分の部屋にこもる時間が増えたり、そっけない態度を取られたりすることも。
これは決してネガティブなことではなく、子どもが自立しようとする大切なステップ。
ただ、親としては「今までの関係が変わってしまうのでは?」と戸惑うこともありますよね。
今回は、そんな思春期の入り口に差し掛かった子どもとの距離感の変化にどう向き合うか、
具体的な事例を交えながら考えていきたいと思います。
「無言で感じ取る空気」— どう向き合う?
思春期に入ると、子どもが何も言わずに部屋にこもっていることが増えたりします。
そんな時、つい「何か抱えているのかな?」と心配になったりしますよね。
言葉にしなくても、元気がないとか、何か悩んでいるような気配を感じ取ることがあります。
親として、こうした「空気感」は自然に察知するものではないでしょうか。
でも、いざその空気を感じ取ったとしても、どう対応すべきか迷うこともありますよね。
無理に聞き出すと逆に反発を招いてしまうかもしれませんし、
「大丈夫?」と聞くのも・・・・。
子どもがもっと心を閉ざしてしまうこともあります。
私自身、何度も悩んだ経験があります。
その時、私は一度「空気を読むこと」を大切にし、子どもの気持ちを尊重することにしました。
あえて何も言わずに、少し距離を取ってみることです。
しばらく時間をおいて、子どもが心を落ち着けて話したくなった時に話しやすい環境を整えてあげることが大切だと感じました。
私ができることは、軽く趣味の話をしてみたり、日常の中で軽くコミュニケーションを取ることでした。
たとえば、子どもが興味を持っていることについて話題を振ってみたり、おいしいおやつを一緒に食べたり。
無理に悩みを聞こうとせず、何気ない会話をすることで、
いつもの笑顔が戻ったり、少しずつ心がほぐれていくのを感じることがあります。
もちろん、最初はそっけない態度でしか答えないこともあります・・・。
ですが、子どもがふと話し始めたたときは、その瞬間を大切にして、しっかり耳を傾けるようにしています。
無理に聞き出そうとしなくても、子どもが自分のタイミングで話しやすくなることで、親子の会話も自然と続いていくのだと感じます。
無理に話を引き出さない— 親としての距離感を保つ
もちろん、空気で感じ取ったからといって、すぐに解決できるわけではありません。
時には、子どもがどうしても話したくないこともあります。
それを無理に引き出そうとすると、逆効果になってしまうこともありますよね。
親として大切にしているのは、子どもの気持ちに寄り添い、あまり干渉しすぎないことです。
そのためにも、「今は話したくないんだな」と思ったら、しばらくそのままにしておくことが重要です。
無理に詮索しないことで、子どもが自分で気持ちを整理する時間を与えてあげることができます。
気持ちを無理に話させることなく、リラックスできる時間を持たせることで、
子どものペースに合わせて関わることができるんですね。
そして、少しの時間が経った後、子どもが自分のペースで話し始めた時、その言葉を大切に受け入れること。
気になることがあればそのまま聞きますし、「でも、無理に話さなくても大丈夫だよ」と安心感を与えることも大事です。
子どもは、何かあったらすぐに頼れる存在がいることを心の中で感じ取っているのだと思います。
親子の関係は変わらない
子どもが成長するにつれ、親との距離の取り方も変わっていきます。
少し寂しさを感じることもありますが、それは決して悪いことではなく、新しい関係を築くチャンスでもあります。
大切なのは、無理に距離を縮めようとするのではなく、子どものペースを尊重しながら寄り添うこと。
「いつでも味方でいるよ」という気持ちが伝われば、言葉にしなくても安心感を持ってくれるはずです。
思春期に入ると、親子のコミュニケーションの形も少しずつ変わります。
でも、どんな時も子どもを見守り、必要なときにはそっと手を差し伸べられる存在でありたいですね。