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こんにちは!
Oliver Kidsのコラムをご覧いただきありがとうございます。
春になると、朝晩は冷え込み、昼間は暖かくなったりと、服選びが難しくなりますよね。
特に子どもの服選びとなると、毎朝ちょっとした悩みがつきものです。
「今日は長袖でいこうかな?」
と思いながらも、昼間は温かくなるだろうと予測して迷ってしまう。
そして、ようやく決めた服を出すと、
子どもは「これじゃなくて、あっち!」と違う服を選ぶこともありますよね^^
「今日は半袖でいい!」なんて言われると、ちょっとドキっとしてしまうのは親心です。
でも、そんな悩みを繰り返すことで、少しずつ子どもの成長を実感していきます。
「今日何を着るか?」という小さな選択肢の中にも、子どもの個性や自己主張が現れています。
【「ちょうどいい」が食い違う季節】
子どもにとっての「着たい服」と、親が考える「ちょうどいい服」は、なかなか一致しませんよね。
たとえば──
・お気に入りすぎて、穴が開いていても捨てられない服。
・タグがチクチクすると言って、新しい服を嫌がる子。
・「この色がラッキーカラーだから」と、全身ピンクで登校する日。
親としては
「これじゃ寒くないかな?」
「動きやすいかな?」
と心配になるのですが、
子どもにとっては「今日はこれがいい!」というこだわりがあるので、
その気持ちを尊重することも大切だなと感じます。
毎朝、選びながら少しずつ違いに気づいていく。
それもまた成長の一環ですよね。
【“選ばせる”って、意外と難しい】
「今日はどれを着る?」
と服選びを任せてみると、子どもなりの自由な選択に驚かされることがあります。
「今日は裏起毛のスウェットがいい!」なんて言われると、
「もう少し暖かくなるまで待って?」と思いますし、
逆に「今日はノースリーブがいい!」と言われると、
「まだ寒くないかな?」と少し驚きますよね。
ですが、そうした選択を見守ることで、
子どもが「自分で選ぶ力」を育んでいくのだと思うと、
少しドキドキしながらも、それを大切にしていきたいなと思います。
そして、気づくことが一つ。
それは、服選びを通して子どもが「自分の判断」を試しているということ。
たとえば、寒い日に自分でノースリーブを選んだとして、
帰宅後に「今日は寒かったな」と感じるかもしれません。
次回からは、寒さを考慮して、少し温かい服を選ぶようになるかもしれません。
それが「学び」になっていきます。
【親の“引き算”で、子どもは成長する】
もちろん、小さな子どもにはある程度親がサポートすることが必要です。
ですが、学年が上がると、服選びも自分で考えることが大切になってきます。
「今日は少し肌寒いから、この服がいいかもね?」
とアドバイスしながら、最終的には子どもに選ばせてみましょう。
「その服、意外と合うね!」
という発見があるかもしれませんし、失敗したとしても、それもまた経験。
自分の判断力を育てる大事な一歩となるのです。
私たち親としては、選択肢を与えることで子どもを導いていると思いがちですが、
実は最も重要なのは「選ばせること」だと感じます。
「何を選ぶか」を通じて、自分で考え、決断し、
その結果を感じることが大きな成長に繋がるのかもしれませんね^^
【“正しさ”よりも、“納得感”を育てる】
服選びに限らず、子どもが自分で決めて、そしてその結果を感じることが、
成長に繋がる大切な経験です。
たとえ選んだ服が寒かったり暑すぎたりしても、それが次の選択に活かされます。
親としては「ほら、言ったでしょ?」ではなく、
子どもがその経験から学び、「次はこうしよう」と思えるようなサポートをしていきたいですね。
春は、子どもにとって「感じる力」を育む季節。
それを見守ることができる親になれたらいいなと思います。
さらに、子どもが自分で選んだ服を着ている姿を見て、
「あ、今日の服、意外と似合ってるじゃん!」
と思う瞬間は、嬉しい発見でもありますよね。
【さいごに】
「その服、サイズ合ってないんじゃない?」
「今日はもっと暖かくなるよ?」
そんなふうに声をかけたくなることもありますが、
少し我慢して、子どもが選んだ服を見守る時間があってもいいのかなと感じます。
服選びを通じて、子どもは自分で考える力を育み、親もその成長を実感できる。
そう思うと、春の朝の「ちょっとした戦い」も、楽しみながら過ごせる気がします。
親子それぞれの春を歩んでいけたらいいですね🌷