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こんにちは!
Oliver Kidsのコラムをご覧いただきありがとうございます。
4月の新しいスタートから、親も子どもも、気づかないうちに頑張ってきましたよね。
新しいクラス、新しい先生、新しい環境。
毎朝、決まった時間に起きて、まだ慣れないルールに合わせて行動して…
そんな日々を過ごしてきた子どもたち、実はこの5月、少し疲れが出てくる頃です。
そして、それを支えてきた私たち親も同じです。
お弁当作り、送り迎え、家事に仕事に、ひとときも気が抜けません。
「子どもは元気に過ごしてるかな?」
「学校に慣れてきたかな?」
いつもそんなことを心配しながら、つい自分のことは後回しになりがち。
気づけば、私たちも「がんばりすぎ」になっているかもしれません。
だからこそ、今。
“ここまでよくがんばったね”って、お互いに言える時間を、親子でつくってみませんか?
小さなごほうびが、心をリセットする
「ごほうび」と聞くと、何か物を買うことを思い浮かべるかもしれませんが、
実はそれだけじゃなく、心をリセットする時間こそが本当のごほうびです。
たとえばこんな時間、ありませんか?
・お風呂でお気に入りの音楽を聴きながら、リラックス。心も体も温まる、至福の時間。
・眠る前、いつもより長めにおしゃべりして、思いっきりお互いの話を聞く時間。
・予定を入れず、家で「なんにもしない日」を過ごして、まったり一日を楽しむ。
これらは、物を手に入れることではないけれど、心に残る「ごほうびの時間」。
子どもと一緒に過ごすゆったりとした時間や、普段の生活の中で「特別な何か」を感じる瞬間。
これこそ、親子にとっての最高のごほうびです。
子どもにとっての「がんばり」を見逃さない
子どもたちが感じる疲れやストレスって、言葉にしないとわからないことが多いです。
でも、その疲れの原因は案外、日常の中にあったりします。
例えば、新しい環境に適応する力を試される毎日。
学校や幼稚園、保育園での新しい出会いや、授業についていくこと、友だちとの関わりなど、
子どもにとっては大きなチャレンジです。
その結果、
「なんとなく疲れた」「気持ちが乗らない」と感じていることもあるかもしれません。
そんなとき、親が気づいてあげることが大切です。
「最近ちょっと元気がないな?」と思ったら、
「疲れてるよね。よくがんばったね」と言葉で伝えるだけで、子どもは安心します。
子どもが小さくても、大きくても、実は毎日がんばっています^^
親だって、ねぎらっていい
日々、家族のためにがんばっている親は、つい自分を後回しにしてしまいがちです。
でも、親もリフレッシュする時間が必要です。
心と体が疲れていると、家族に対しても十分な愛情やエネルギーを注ぐことができませんよね。
だからこそ、自分をねぎらうことが重要です。
例えば、週に一度は「自分時間」を作って、好きな趣味に没頭してみたり、
ゆっくりお風呂に浸かるだけでもリフレッシュできます。
忙しい中でも、ほんの少しの時間を自分のために使うことで、心が軽くなり、また明日から家族と向き合うエネルギーをチャージできます。
また、自分をねぎらう方法は、**「小さなご褒美」**としても活用できます。
お気に入りのカフェでコーヒーを飲んだり、
お気に入りの映画を観るだけで、日常にささやかな楽しみが加わります。
こうした「自分を大切にする時間」を持つことで、無理なく心身をリセットし、
家族にも優しく接することができるようになるかもしれません。
みんなで、ゆっくり過ごす時間を大切に
そして、家族との時間を大切にすることも心のリフレッシュに欠かせません。
忙しい日々の中で、家族が一緒に過ごす時間が少なくなると、気づかぬうちに心がすれ違ってしまうこともあります。
子どもの頃を振り返ると、家族との何気ない時間がいかに大切だったかを思い出します。
たとえば、何も計画しなくても一緒にテレビを観たり、ただ一緒に食卓を囲んで笑ったりした瞬間が、
心の中でかけがえのない宝物になっていることに気づきます。
そうした些細な日常の中でも、家族で過ごす時間が心に残る、
ということを大人になってから感じることがあります。
だからこそ、忙しい中でも意識的に家族全員で過ごす時間を作ることが、
家族の絆を深め、心をリセットするための最良の方法になるのかもしれません。
また、家族でゆっくりとした時間を過ごすことで、
子どもたちの小さな変化や気持ちをキャッチすることができます。
普段は忙しくて話す暇がないことでも、ただ一緒に過ごすだけで自然と会話が生まれるものです。
そんなひとときが、家族全員をもっと近づけてくれるはずです。
終わりに
5月も半ば、ゴールデンウィークが過ぎて少し落ち着いた今、少しだけ心のペースを緩めてみませんか?
“がんばりすぎの5月”に、ほんの少しのごほうび時間を作って、心も体もリセットする。
「今日、特別なことはしないけど、なんかうれしいね」
そんなシンプルな時間こそが、親子にとって一番のごほうびになるのかもしれません。