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こんにちは!
Oliver Kidsのコラムをご覧いただきありがとうございます。
先日、体育の授業中に息子が骨折をしました。
バスケットボールのプレー中、パスを受け取った瞬間に…。
「転んだわけではないし、きっと打ち身か捻挫かな」
と最初は軽く考えていたのですが、病院で告げられたのはまさかの骨折。
ギプス、通院、リハビリ。
何よりもつらかったのは、「しばらく運動も部活もできない」という現実に、
本人が一番ショックを受けていたことでした。
ケガをきっかけに考えたこと
「丈夫そうに見えるから」といって、けがをしないとは限らない。
むしろ、体が硬かったり、バランスを崩しやすかったりすると、
どんなに運動が得意でも、大きなケガにつながることがあります。
息子は現在、陸上部に所属していて、これからも運動は生活の中心。
だからこそ、今回の出来事をきっかけに、
私たち家族も「体の土台を整えること」の大切さを改めて実感しました。
リハビリの先生からも、
「使う筋肉が偏っていたり、柔軟性が不足していると、思わぬケガにつながりやすいんですよ」
と教えていただき、それからというもの、“がんばらない体づくり”を意識するようになりました。
🧘♂️毎晩のお風呂あがりに「のび~」
→ 股関節・太もも・肩まわりのストレッチをちょこっとだけ。
テレビを観ながらでもOKにして、続けやすく。
🐸かえるジャンプ&片足立ち競争
→ ゲーム感覚で「反応・瞬発力」を鍛える遊び。
ついでに体幹も鍛えられるそうです。
🧴スマホ猫背を家族で指摘し合う(笑)
→ 姿勢が悪いとバランスを崩しやすくなるので、声をかけあい。
“けがをしにくい体”って、どう作る?
「けがをしにくい体」をつくるための基本を、わかりやすくまとめてみました👇
① 体幹を鍛える(姿勢が安定する)
→ お腹・背中・お尻の筋肉を使う動きが大事。バランスボールや片足立ちでもOK!
② 柔らかい体にする(衝撃を逃がせる)
→ 特に股関節と太もも。硬いと転倒しやすく、骨折のリスクもUP。
③ 疲れをためない(集中力が下がるとケガしやすい)
→ 寝不足・栄養不足は意外と大敵。夜ふかしスマホ、我が家も気をつけ中…。
④ 判断力や瞬発力を養う(危ない動きを回避できる)
→ 鬼ごっこやドッジボールのような遊びが、実はとっても理にかなってる!
⑤ よく食べ、よく寝る(基本!)
→ カルシウム、ビタミンD、タンパク質を意識して。おやつも、ちょっと意識するだけで変わります。
ケガを乗り越えて、さらに強くなる
息子は、普段から「勝ちたい」という気持ちが強く、どんなに疲れても、
どんなに厳しい状況でも、全力を尽くしてしまうタイプです。
今回のケガも、実はその意欲から来ているものだったのです。
ケガをしてすぐに「陸上の大会に出る」と言い出し、正直、私は少し心配でした。
「今は無理しないで、体をしっかり治すことが大事だよ」と言っても、
彼は「治らなくても出るから」と、意気込んでいます。
無理をしてでも勝ちたいという気持ちは痛いほどわかりますが、
私はその気持ちを尊重しつつも、体の大切さを伝えたかった。
そのため、リハビリの先生とも相談し、
どうすれば無理なく競技に参加できるのかを考えるようにしました。
大会に出ることは大切。
でもそれ以上に大切なのは、自分の体を大切にして、ケガを再発させないこと。
「強さ」を求めるためには、無理をせず、賢く体を整えていくことが必要だと感じています。
これからも、そのバランスを一緒に学んでいこうと思います。
おわりに
「けがをしにくい体づくり」とは、難しいことではありません。
ちょっとした意識、ちょっとした習慣の積み重ね。
そして何より大切なのは、
「転んだときに、また立ち上がれる力」を育てることなのかもしれません。
親としてできることは、
我が子の体と心にそっと寄り添い、毎日を少しずつ整えていくこと。
そうした日々の支えが、きっと、子どもたちの本当の“強さ”につながると信じています。