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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
子育てしていながら感じる疑問の一つに
「溺愛する」と「甘やかす」の違いについてがあります。
溺愛はいいけど、甘やかすのはダメといわれます。
でも、その境界線、難しいですよね。
みなさんはこの差、理解できていますか?
できることならすべてを愛して受け入れてあげたいけれど、
子どもの言いなりになるのとはまた違う。
「甘やかす」というのは
・子どもが自分で乗り越えるべき障害を
親が自分の時間とエネルギーを使わず、勝手に取り除いてしまうこと
・成長の機会を奪ってしまうこと
「溺愛する」というのは
・親が自分の時間とエネルギーと思いをできるだけかける
・自分の勝手にやりたいことをやるのではなく、子どもの思いにそってやること
・子どもの存在をまるごと受け入れること
似ているようでいて、真逆ですね。
息子が2歳を迎えるころ、通っていた幼児教室のベテラン先生に、
「今すぐベビーカーや抱っこ紐を捨てなさい」
「歩ける足があるのに成長の機会を奪ってはいけない」
と言われたことがあります。
あっちこっちに目が行き、時には泣き叫ぶ息子を目の前に、
「どうしたいのかな」と向き合い、数百メートルを何時間も掛けて歩いたこともありました。
大変でも、日に日に成長していく姿。
6年生となった今は数分で歩ける道のりですが、
同じ道を歩く度に思い出します。
自分の手がかからないように、タブレットを与えたりお菓子を与えたりするのではなく、
とにかく子どもの思いに沿う。
ありのままを受け入れる。
それが母親の役割だと言われています。
忙しい日々で、ずっと子どもの気持ちに寄り添うことは不可能ですが、
休みの日や時間が許すかぎりは一緒に遊びに付き合うでもいいし、
やりたいことをそっとそばで見守る。そしてじっと本人のタイミングを待つ。
子どもの思いが第一優先にある、ということが大切なんですね^^
「ゆっくりしたいから早く勉強を終わらせてほしい」
「結論を出したいから、その方向に導く会話をする」
子どものためと思ってやっていることが
「母親である自分がどうしたい」にすり替わってしまっている時がよくあります。
子どもが主役ということを忘れてしまいがちです。
親にしてみればいい加減にして!という気になりますが、
時間が許すかぎり今したい、今話したいに取り組める自由さを大切にしたいですね^^
みなさまのご参考になれば嬉しいです。