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こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
節分が終わったかと思うとやってくるのが3月の『桃の節句』
皆さんは、ひなまつりの日は何を食べますか?
どの食べ物にも女の子の健康や幸福への願いが込められており、
古くから現代へと親から子どもへの思いがつながれているものです。
地域差もありますが、一般的に知られている代表的な食べ物につの意味について紹介します。
ひなあられ
諸説ありますが、あられの色にはそれぞれ意味があるそうです。
●ピンク…生命
●白…雪の大地
●緑…木々の芽吹き
この3色のひなあられを食べることで、自然のエネルギーを得て元気で丈夫に育つとされているんだとか!
ご自宅でひなあられを手作りする際は、以下のレシピがおすすめです。
さまざまな作り方がありますが、ここでは切り餅と電子レンジを使ったレシピを紹介します。
- 1.切り餅を小さくカットして、風通しの良い場所で透明になるまで乾燥させる
- 2.500Wの電子レンジで2分~3分加熱し、餅が膨らんできたら取り出す
- 3.粉糖と抹茶パウダー、ストロベリーパウダーなどを混ぜ、あられにまぶして完成
はまぐりのお吸い物
ハマグリはひな祭りの季節に旬を迎え、よりおいしくなります。
はまぐりは1対2枚の貝殼を持つ”二枚貝”。
対の貝はぴったりと合うけれど、それ以外の2枚の貝が合うことは絶対にないという特徴に由来します。
そのことからはまぐりは、仲のいい夫婦を表しますので、
1人の相手と生涯添い遂げられるようにと願いが込められています。
桜餅
そもそも桜餅は、江戸時代に長命寺というお寺の門番が、
お墓参りの人々をもてなすために提供したのが始まりと言われています。
少なくともその発祥には、ひな祭りとの関連はなかったようです。
その後、桜餅は関西へ伝わり、全国に広がっていきますが、やはり行事と関連する情報は見られません。
ですが、下記ような理由で、食べるようになったようです。
●ピンク色だから…
「桃の節句」=ピンク。桜餅はイメージにぴったり!
●端午の節句で柏餅を食べるから…
では、桃の節句では桜餅が食べよう!となった。
●ひし餅よりも食べやすい…
桜餅の方が食べやすくて美味しかったから。
桜餅には、道明寺粉を使った関西風と、小麦粉の生地を使った関東風があります。
関東風の桜餅はそれほど難しくないため、手作りするのもおすすめです。
ちらし寿司
もともとは、平安時代に現在のお寿司の起源とも言われている「なれ寿司」に、
エビや菜の花を乗せて彩りをよくして食べられていたのが由来と言われています。
現代に受け継がれていくうちに、より華やかで見栄えのするものに変化していき、
やがて今の「ちらし寿司」になったと考えられます。
ちらし寿司に載っている具材にも、それぞれに意味があります。
●レンコン…はるか先まで見通せるように
●エビ…腰が曲がるまで長生きできるように
●豆…健康にマメに働けて仕事がうまくいうように
具材に込められた意味を知れば、より有難みも増しますね。
いかがでしたか?
最近はひし餅の代わりに三色のケーキを用意したり、
洋風のメニューにアレンジしたりするなど、ひな祭りの習慣にとらわれず、
女の子たちが喜ぶ形でお祝いをする家庭も増えてきています。
行事食を参考にしつつ、我が家オリジナルのひな祭りメニューを考えてみてはいかがでしょうか。