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こんにちは!
Oliver Kidsのコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
最近あまり聞かなくなった「暑中見舞い」
日本の夏らしい素敵な文化のひとつです。
連絡手段がデジタル中心になった今、
はがきで気持ちを届けるという行為は、
どこか懐かしくて、ちょっと特別なものに感じられます。
🏮暑中見舞いってどんなもの?
暑中見舞いは、梅雨が明けて本格的な夏が始まる頃、
「お元気ですか?」という気持ちを伝えるためのごあいさつ。
もともとはお中元やお盆に合わせて届けるものでしたが、
最近ではもっとカジュアルに、はがきや手紙で気軽にやりとりする人も増えています。
🖋書いてみるとわかる、“ことば”の力
暑中見舞いのいいところは、
たくさん書かなくてもいいということ。
ほんのひとことでも、誰かの顔を思い浮かべて書いた文字には、
スタンプやメッセージにはない、やさしさや温度が宿ります。
暑さの中、ふっと心がやわらぐような、
そんな一枚になるかもしれません。
子どもと一緒に書いてみるなら?
暑中見舞いは、親子で楽しめる「小さな夏の工作」にもぴったりです。
たとえば…
・おじいちゃんおばあちゃんへ、手描きのはがきを送る
・ことばが少ない子は、絵やスタンプだけでもOK
・「どんなことを書きたい?」と会話のきっかけにする
・シールやクラフト素材でオリジナルカードをつくる
「何を書こうかな?」と考える時間も、
「この人に届けたいな」と思う気持ちも、
すべてが夏の思い出になります。
🌿暑中見舞いでつながる夏に
誰かを気づかう。
自分の気持ちをことばにする。
どちらも、忙しい毎日では後回しになってしまいがちです。
でも、年賀状よりもラフで自由な暑中見舞いなら、
「ひとことだけ」「絵だけ」でも大丈夫。
ポストに手紙を入れるとき、
自然と“相手の顔”が浮かんでくる。
それだけで、心の距離が少し近づくような気がします。
✨「書いて届ける」体験を、もう一度
今年の夏、
ほんの数分だけでも、「書く時間」を楽しんでみませんか?
SNSやスタンプでは伝えきれない、
自分の言葉で気持ちを届けるという体験。
子どもにとっても、
大切な人を思い出し、ことばを選ぶ経験は、
きっと心に残る夏の記憶になります。
ポストに入れる瞬間のドキドキ、
届くのを待つワクワク、
そして「ありがとう」の声――
それらすべてが、デジタルでは得られない、やさしさに包まれています。
暑中見舞いに決まりはありません。
あなたらしいかたちで、
ことばをそっと届けてみてくださいね。