こんにちは!
Oliver kids のコラムをご覧くださり、ありがとうございます。
朝晩はずいぶん涼しくなり、
本格的な秋を感じる時期になりましたね。
昼と夜の寒暖差が大きいほど、葉の色が濃くなるそうです。
今年はきれいな紅葉を見ることができるかもしれませんね。
どんぐり拾いは宝探しのようで、
大人の方がついつい夢中になってしまったりしますよね^^
寒さが本格的になる前に、
小さな秋を見つけに行くのはいかがでしょうか?
どんぐりの種類や松ぼっくりについて
丸いどんぐり、細くとがったどんぐり、
小さなどんぐり大きなどんぐり…
どんぐりは、 成る木によってたくさんの種類があります。
よく見かけるのは細長いマテバシイのどんぐりかと思います。
日本には20種類ほどのどんぐりの木が自生し、
ブナ、クリ、コナラ、シイ、マテバシイの
5グループに分かれます。
「拾って何の木のどんぐりかな?」
というときに、 殻斗(かくと)という、
どんぐりの履いているとか袴とか、
帽子とか呼ばれる部分から見ていくと良いようです。
殻斗は4種類に分かれ、
1.トゲトゲまたはふさふさ
2.シマシマ
3.ウロコ系
4.チューリップ型で包まれたもの
という特徴的な分類があります。
ちなみにどんぐりの実のことは、堅実(けんか)といいます。
松ぼっくりは1年中落ちるそうです。
ただ、秋から冬にかけての方が風が強く落ちやすいそうです。
拾ってきたもので芸術の秋を楽しもう
お子さんや家族みんなで袋いっぱいに拾ってきたどんぐり、
みなさんはどうしていますか?
どんぐりって、工作の材料にぴったりなんです。
どんぐり人形やシンプルな写真たてに
枯れ葉や枝などを使って飾るのも良いですよね^^
ただし、どんぐりの中に虫が入っていることがあります。
虫が出てくるのを確実に防ぐには、
どんぐりを煮沸または冷凍処理するとさらに効果的です。
煮沸する
まず鍋にたっぷり水を張り、
水洗いしたどんぐりを入れて弱火にかけます。
沸騰したらそのまま5~10分(小さいどんぐりなら3分)程度
コトコト煮て、茹で上がったらザルに上げて冷まします。
※水から・弱火・長くても煮る時間は10分以下に。
沸騰した中に・強火で・長時間煮続けると、
どんぐりが割れたり皮が破けたりしてしまうことがあります。
冷凍する
調理用の鍋を使うのに抵抗がある場合、冷凍がおすすめです。
どんぐりを水洗いして汚れを取り除き、
ある程度乾燥させます。
後はファスナー付きのビニール袋にどんぐりを入れて密封し、
冷凍庫に1〜2週間入れておけばOK。
使うときは常温で解凍してから使います。
※煮沸・冷凍どちらの場合も、
処理後はカビ防止のためしっかり乾燥させましょう。
平ザルや新聞紙の上に、
どんぐりを重ならないように広げて乾燥させます。
直射日光に当てたり、ドライヤーや電子レンジを使ったりすると、
強い熱でどんぐりがひび割れてしまうおそれがあります。
数日~1週間ほど乾燥させてカラカラ
音が鳴るようになったら準備完了です!
松ぼっくりでツリーを作るのもおすすめです。
用意するもの
・松ぼっくり
・カラースプレーやマニキュア(松ぼっくりを色付けする場合)
・ビーズやスパンコール
・ペットボトルキャップ
・手芸テープ(ペットボトルキャップの縁を飾る場合)
・ボンド
作り方
1・松ぼっくりをカラースプレーで色付けする場合は、
先に色付けをして、しっかり乾かします。
スプレーが乾いたら、ペットボトルキャップにボンドでくっつけます。
※マニキュアで色付けする場合は、
先にペットボトルキャップにボンドでくっつけると
安定して塗りやすいです。
2・いよいよ飾りつけです。
好きな材料(ビーズやスパンコール等)
をボンドで貼り付けながら飾りつけます。
※乾くまでは触らないように気を付けましょう。
3・ボンドが透明になり、完全に乾いたら最後に、
ペットボトルキャップを手芸テープ等で飾り付けます。
完成♪
どんぐりや松ぼっくり拾いの思い出も、
持ち帰って制作に活用すれば楽しさが2倍以上に広がります。
自分で拾ったものが素敵な作品になるのは、
子供たちにとってもうれしい達成感ですね。
秋の思い出作りにぜひ挑戦してみてくださいね。